「時間に追われない生活がしたい」「もっと時間があれば、趣味を楽しんだり、睡眠時間を確保できるのにな」とみなさん何度も悩んだことはあると思います。
そこで、今回は「時間の作り方」について、時間を作る前準備3STEPと普段時間を作るための方法を3つ紹介します。
この記事で紹介する内容は私が実際に実践していることで、実践する前に比べて1日3時間、週に20時間以上の時間を作ることに成功しています!
この方法を実践してから、時間にも、心にも余裕がもてるようになり、人生の充実度が高くなりました。
また、「明日も仕事かあ」から「明日の頑張ろう!」とポジティブな気持ちで明日を迎えられるようになりましたので、本当におすすめの内容です。
この記事を読んだら、ぜひ自分でも実践してみてください。
・毎日忙しく過ごしていて、自分の時間が欲しい人
・時間に余裕を持ちたい人
・「忙しい」が口癖になっている人
時間が足りないと感じる理由は、心の余裕のなさ
「時間が足りない」と感じる原因は、心の余裕のなさが原因です。
実際に働いている時間よりも、長く働いていると勘違いすることによって、忙しいと思い込んだ人は、精神的な余裕がなくなり、時間に追われているうちに時間が上手く使えなくなってしまうようなのです。
どういうことかというと、具体的には、週平均約4時間働いている人達の体感労働時間を調査したところ、約60時間であり、1日3時間は長く働いていると勘違いしているという研究結果が出ています。
その結果、心の余裕がなくなり、作業のパフォーマンスが低下したことで、時間が上手く使えなくなり、「時間がない」「忙しい」と感じてしまうというわけです。
大事なことは、「時間の余裕」=「心の余裕」であり、この2つはセットで考える必要があります。
逆に言えば、「時間が足りない」と感じるときは、心にも余裕がないときなので、まずは1日のうちで、何も考えずボーっとできる時間も確保することも大切なのです。
また、休憩時間によくスマホを触っている人は非常に多いと思いますが、これは逆効果で「時間が足りない」と感じてしまう原因の一つです。
スマホを触り続けていると、頭の中に常に情報を送り続けている状態になるため、脳が休憩できず、リフレッシュできません。
1日のうち、10分程度でも良いので頭を空っぽにできる時間を確保し、心の余裕を取り戻す時間を持ちましょう。
忙しい人が時間を作る前準備!3STEP
忙しい人が時間を作ろうと考えたとき、まず考えることは次の3つです。
1.自分の時間の使い方を客観的に分析する
2.何に時間を使いたいのか目的を明確にする
3.どのくらい時間が必要なのかを考える
やみくもに全ての行動に時短を追及して時間を作っても、自分の人生の幸福度まで低下させてしまいかねませんし、非効率でもあります。
まずは、今の自分を知って、時間を作る目的やどの程度の時間が必要なのか、「今自分や将来の自分が幸せだと感じる時間の使い方はなんだろう」と考えてみることが大切です。
それぞれ具体的に説明していきます。
STEP1:自分の時間の使い方を客観的に分析する
まず、自分の時間の使い方を客観的に分析しましょう。
時間を作るためには、普段自分がどのように過ごしているのかを客観的に知る必要があるからです。
ポイントは、
・5分、10分刻みで時間を記載。
・書き起こしたら、自分が体感している時間が正確かどうかを確認する。
自分の1日タイムスケジュールを振り返って、ノートに書きだします。
書き出すときは、事細かに書き出さず、5分または10分刻みで書き出します。
7:00 起床
7:00~7:10 お弁当準備
7:10~7:20 着替え
7:20~7:30 朝ごはん
7:30~7:45 仕事前準備
7:45~8:00 職場への通勤
8:00~18:00 仕事
18:00~18:15 自宅に帰る
18:15~19:00 休憩(YouTube、マンガアプリ、ゲーム)①45分
19:00~19:30 お風呂、ドライヤー
19:30~19:50 お風呂上り休憩②20分
19:50~20:30 夜ご飯準備、食べる
20:30~22:00 食器片付け、洗濯③30分
22:00~ ベッドの上で寝転がりながら、携帯触る
そのまま電気をつけっぱなし寝落ち④?
(自分の時間を分析)自分の自由な時間って95分~160分くらいかな?
①:仕事から帰ってきたら、ダラダラしてること多いな
②:お風呂上りのお休憩は20分か。この時もスマホ触ってるな。
③:食器の片づけと洗濯は本当に30分しかかかってないかな?
④:スマホ触りながら寝落ちしがちなんだよな。どれくらいスマホを触ってるか思い出せないな…
そして、タイムスケジュールを振り返るときは、自分の1つ1つの行動にどのくらい時間がかかっているかを思い出しながら書き起こしましょう。
そして、書き起こしたら次の日でも良いので、実際に自分の1つ1つの行動の時間を測定して、体感時間が正しいかどうかを確認しましょう。
おすすめは、ストップウォッチを使うことです。
ただ、ストップウォッチを持ち歩くのはちょっと…と感じる人は、スマホアプリでも良いですし、時計を見るクセを付けて自分の行動にどれくらい時間が把握するのでもOKです。
お風呂、ドライヤー:30分
料理:30分
食事の時間:15分
食器洗い:10分
洗濯ものを干す:15分
今の自分の時間の使い方を、客観的に分析することで時間を作るための作戦を立てやすくなります。
STEP2:何に時間を使いたいのか目的を明確にする
次に、何に時間を使いたいのか目的を明確にします。
目的を明確にしないと、せっかく時間を作ってもダラダラ過ごして「あー時間無駄にしたな」となっては元も子もないからです。
とりあず、自分のやりたいことを書き出して、優先順位にをつけていきましょう。
1位:睡眠時間を増やしたい
2位:資格の勉強をしたい
3位:フォローしている猫の動画を見たい
4位:お風呂に浸かる時間が欲しい
目的が明確になれば、あとは必要な時間を考えて、時間を作る対策を練るだけです。
STEP3:どのくらい時間が必要なのかを考える
最後に、STEP2で考えた自分のやりたいことをするのに、どのくらい時間が必要なのかを考えます。
1位:睡眠時間を増やしたい → あと、1時間長く寝て毎日7時間睡眠したい
2位:資格の勉強をしたい → 毎日1時間勉強したい!
3位:猫の動画を見る時間が欲しい → 動画は1つ10分だな!
4位:お風呂に浸かる時間が欲しい → あと10分お風呂の時間が欲しい!
具体的に「〇時間」「〇分」欲しいと考えるようにしましょう。
具体的に自分が欲しい時間が決まれば、STEP1で分析した自分の時間の使い方を再度見直して、時間を確保できるように行動するだけです!
具体的な工夫は次で紹介します。
忙しい人でも時間を作る3つの方法
自分の時間を分析し、作った時間の目的や欲しい時間が分かれば、時間が作れるように行動していくだけです。
今回は時間を作る具体的な方法を、3つ紹介します。
1.シングルタスクを高速でこなす
2.時間がかかっていることをやめる
3.TO DOリストを作成して作業を見える化する
お仕事でも、自宅でも時間を作るために活かせる工夫を紹介していきます。
1.シングルタスクを高速でこなす
シングルタスクを高速でこなしていくことが、時間を作るうえで有効だと言われています。
1つ1つの作業をできるだけ早く確実に終わらせることが、大事ということです。
イメ―ジは次の通りです。
マルチタスクが効率的であるようなイメージを持っている人も多いと思います。
しかし、私達の脳の構造は、マルチタスクに不向きで、そもそも1つのことしか処理できないよになっているのです。
マルチタスクを行うことで、集中力も急激に低下することがわかっています。
また、様々なことを同時に行うことで、時間に追われるような気持ちになり、余計に時間を効率よく使えなくなってしまうこともあります。
普段からシングルタスク徹底し、高速でこなしていくことが、時間を作る秘訣というわけです。
2.時間がかかっていることをやめる
時間がかかっていることをやめることで、時間を作ることができます。
単純に時間がかからないようにすれば、自然と時間も増えますよね。
・家事が楽になるような家電を購入する(ルンバ、食洗器、ドラム式洗濯等)
・お弁当は毎朝作らず、1週間分を休みの日にまとめて作り、冷凍しておく。毎朝レンジであたためて持っていくだけにしておく。
・残業が常態化しているブラック企業から転職する
時間がかかっていることをやめることで、一気に時間が増えるので、自分の時間を分析してばっさり時間を削れないか見直してみましょう。
また、場合によっては残業体質の会社を退職して、別の企業に転職することを検討する必要もあるかもしれません。
サービス残業が多かったり、日中にとても捌ききれないような業務を担当しないといけない状況であるなら、考えてみるのもありです。
3.TO DO リストで作業を見える化する
TO DOリストで作業を見える化しましょう。
リスト作成時のポイントは、
期限と所要時間も書く
ことです。
自分のやるべきことを書き出すことができれば、あとは順番にこなしていくだけなので、「何をしようかな」と迷う時間が生まれないので、すぐに作業にとりかかることができるので、時間の無駄を省くことができます。
私は、職場でも実際にやっていますし、終わり次第消し込みしています。
仕事の抜け漏れを防ぐことができるので、仕事を上手く段取りする上でもとても有効です。
また、これを自分のデスクで保管していることで、万が一自分に何かあって出社できず誰かに引継ぎしないといけない場合、リストを見るだけですぐに仕事の進捗具合が分かります。
また私は、自宅の家事等帰ってからやることについてのリストも作成し、消し込みするようにしています。
自分の時間の使い方を振り返ることができるのでおすすめです。
私個人としては、ノートやメモ帳に直接書き起こすことがおすすめですが、アプリやクラウド上でも管理できるものをあります。リンクを貼るので参考にしてください。