SEO対策について調べていたら、「検索意図が大事!」ってどこのサイトにも書かれてるけど…
そもそも「検索意図」ってなに?
「検索意図」をSEO対策にどうやって活かすのか具体的に教えて欲しい!
こんなお悩み解決します!
今回の記事では、ブロガーやWEB担当の初心者に向けて、検索意図の基本と調べ方、コンテンツのSEO対策に取り入れる方法を分かりやすく解説します。
・検索意図とはなんなのか具体的に知りたい!
・検索意図の調べ方を知りたい
・検索意図はコンテンツやSEOへの活かし方を知りたい!
SEO対策を調べて初めて「検索意図」という言葉を知った人も多いはずです。
「検索意図」はWEB特有の概念なので、一見難しそうな言葉に感じるかもしれませんが、簡単にいうと「ユーザーが検索する目的」のこと。
SEO対策では、ユーザーの「検索意図」を理解して「検索意図」に沿った情報提供できるコンテンツを作成することが1番重要です。
そこで今回の記事では、ブログやWEB担当の初心者に向けて、検索意図の基本知識、調べ方、検索意図を活かしたコンテンツ作成の方法を分かりやすく解説します。
この記事を読むことで、初心者でも検索意図を理解してSEOで上位表示されるコンテンツを作れるはずです。
それでは、どうぞ!
検索意図とは?
検索意図とは、「ユーザーが検索する目的」のことです。
コンテンツを作成するときは、「ユーザーはどんな悩みや疑問を解消したいのか、どんな情報が欲しくてそのキーワードで検索するのか」を最初に調べることが大事です。
検索意図をしっかり把握できないと、ユーザーに役立つ情報提供ができず、上位表示されるコンテンツを作ることはできないからです。(最初の作業が1番大事なんです!)
検索意図を調べるうえで知っておくべき基本知識は、次の2つです。
・ユーザーが検索する4つの目的
・顕在・潜在の2種類のニーズ
それぞれ紹介します。
ユーザーが検索する4つの目的
ユーザーが検索する目的を「クエリ」といい、大きく次の4種類に分けられます。
ユーザーの検索意図を調べるときは、次の4つのうちどれにあてはまるか考えてみましょう。
- NKOWクエリ:知識や情報を知りたい
- DOクエリ:やり方、手順、方法を知りたい
- GOクエリ:場所を検索したい
- BUYクエリ:商品やサービスを買いたい
NKOWクエリ:知識や情報の収集が検索目的の場合は、NKOWクエリです。
- 「スタバ新作 なに」
- 「桜 開花予定」
- 「Amazon レビュー」
DOクエリ:やり方や手順、方法を知りたくて検索する場合は、DOクエリです。
- 「ブログ 書きかた」
- 「食パン 作り方」
- 「YouTube チャンネル運用 方法」
GOクエリ:行きたい場所を調べるために検索する場合は、GOクエリです。
- 「古民家 カフェ」」
- 「朝 コーヒー 駅近」
- 「水族館 高速」
BUYクエリ:商品やサービスを買うために検索する場合は、BUYクエリです。
- 「SKⅡ 通販」
- 「2000円以下 アンチエイジング サプリメント 通販」
- 「アンカー 充電器 楽天」
まずは、自分が書きたいキーワードがどのクエリに入るか確認しておくと記事の方向性が明確になりますよ。
顕在・潜在の2種類のニーズ
検索意図には、以下の2種類のニーズがあります。
コンテンツ作成には、両方のニーズを把握して活かすことが大切です。
顕在ニーズ:ユーザーが既に意識しているニーズ
潜在ニーズ:ユーザーが求める本質的なニーズ
顕在ニーズ:ユーザーが既に意識しているニーズ
顕在ニーズは、ユーザーが検索に打ち込んでいるキーワードからそのまま読み取ることができるニーズです。
「YouTubeチャンネル 始め方」
・YouTubeチャンネルの始め方は?
「YouTubeチャンネル 始め方」のキーワードからは上記のようなユーザーのニーズがくみ取れます。
潜在ニーズ:ユーザーが求める本質的なニーズ
潜在ニーズは、ユーザーが求める本質的な二―ズで、顕在ニーズを満たした先にある未来で達成したいことです。
例えば、「YouTubeチャンネル 始め方」ならYouTubeチャンネルを開設した先にある未来について、想像してみます。
「YouTubeチャンネル 始め方」の先にある未来
・YouTubeの広告運用収入を得たい!
・インフルエンサーになりたい!
「YouTubeチャンネル 始め方」の先にあるのは上記のような未来である可能性が高いです。
潜在ニーズを考えるときは、「顕在ニーズを達成した未来でどんなことを達成したいか」をイメージすると分かりやすいです。
「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」どちらのニーズも満たせるコンテンツにすることで、SEOで成果をあげることができます。
検索意図がSEO対策になる理由
検索意図がSEOで重要な理由は、以下の2つです。
・ユーザーの悩みや疑問を解決することに役立つから。
・Googleがユーザーのニーズを満たすコンテンツを高評価するから。
ユーザーの悩みや疑問に寄り添ったコンテツは、役に立つ情報として認知され、一気にアクセスが集まります。
また、検索順位を決めているGoogle側もユーザーの本質的なニーズを満たすコンテンツを高く評価しているため、上位表示されやすくなるのです。
SEOに効果的な検索意図を調べる方法!4選
ここからは具体的な検索意図の調べ方を4つ紹介します。
全ての方法をやる必要はありませんが
1.検索エンジン(サジェストキーワード)を調べる
2.検索上位の記事を分析する
3.ツールを使う:ラッコキーワード
4.ツールを使う:chatGPT
検索エンジン(サジェストキーワード)を調べる
サジェストキーワードとは、検索エンジンに入力すると一覧で表示されるキーワード候補のことです。
実際に検索されているキーワードから提案されているため、ここから検索意図をある程度読み取ることができます。
例えば、「YouTube 始め方」のサジェストキーワードから読み取れる検索意図としては、「初心者からでもYouTubeで収益化する方法が知りたい」「スマホでYouTubeを始める方法が知りたい」などが考えられます。
どちらもよく検索されるキーワードなので、検索意図を調べるときに便利です。
検索ページに表示される「関連する質問」や「他の人はこちらも検索」も検索意図を把握するのに役立つこともあります。時間があるときは、こちらもチェックしてみてください。
(参考)「関連する質問」を調べる
関連する質問を参考にするのも、検索意図を知る方法の1つです。検索ページの1ページ目の真ん中あたりに表示されます。
「YouTube 始め方」を検索する人は、「広告収益の目安ややるべきこと、注意点を知りたい」という検索意図が読み取れます。
(参考)「他の人はこちらも検索」を調べる
「他の人はこちらも検索」は、Googleの検索結果画面で、ユーザーが訪問したサイトから検索結果に戻った際に、関連する検索キーワードを表示する機能です。
ユーザーが求める情報にたどり着けるようにサポートするGoogleの機能の一つです。
「YouTube 始め方」のサジェストキーワードとほとんど似た内容のキーワードが表示されていますね。
【絶対分析】検索上位の記事を調べる
検索上位の記事は、ユーザーのニーズを最も満たせているためコンテンツの可能性が高いです。必ず分析しましょう。
分析するときは、下記のような観点から見ると検索意図を掴みやすいです。
・どんな人に向けたコンテンツか?
・どんな悩みを解決してくれるのか?
・コンテンツを読んだあと、どのような未来が待っているのか?
リード文や目次に書かれていることが多いので、分析してみましょう!
ツール:ラッコキーワード
キーワード検索ツールを使うと、キーワードが一覧に表示がされます。
検索エンジンで表示されるキーワードよりも多くのキーワードが表示され、とても見やすいです。
2語以上の複合キーワードだと、検索意図もより読み取やすいです。
「YouTube 始め方」で検索すると、「YouTubeで収益化をめざしたい」「顔出しなしでYouTubeを始めたい」などの検索意図を読み取ることができます。
ツール:chatGPT
chatGPTに質問して検索意図を確認する方法もあります。
質問したらすぐに具体的な回答をくれるので便利です。検索するユーザー像のイメージがつかみやすくなり、検索意図も把握しやすくなります。
検索意図をSEO対策でコンテンツに活かす手順3STEP
最後に、調べた検索意図をSEOに活用する手順を紹介します。
今回は分かりやすく、SEOキーワードを選定するところから紹介します。
1.SEOキーワードを選定する
2.検索意図を調べる
3.見出し・タイトル・リード文に記載する
手順1:SEOキーワードを選定する
まずは、SEOのキーワード選定から行います。
今回は、デモンストレーションで「YouTube 始め方」のキーワードで進めたいと思います。
手順2:検索意図を調べる
次に検索意図を調べていきましょう。
慣れないうちは下記の手順でまとめると、検索意図がずれることも防げます。
「YouTube 始め方」の場合
1.クエリ:DOクエリ(やり方や手順を知りたい」)
2.検索意図を調べる(今回は、上位10記事を参考に検索意図を読み取る)
・顕在ニーズ:YouTubeの動画配信始める方法を知りたい
・潜在ニーズ:YouTubeの動画配信で稼ぎたい。収入が欲しい。
・誰に向けたコンテンツか:YouTube初心者
・どんな悩みを解決するのか:YouTubeで動画配信を始めたいが、何から始めればいいかわからない。
・コンテンツ読んだあとの未来:この記事の通りに行うだけでYouTubeを始められる。
・どのような情報提供がされているのか(目次の構成等):YouTubeチャンネルの解説方法、必要な機材や道具の紹介、動画投稿の手順、収益化の方法など
手順3:コンテンツを作成(例:リード文)
手順2で調べた情報を元に目次・タイトル、リード文などコンテンツを作成していきましょう。
検索意図を把握できたら、しっかり自分のコンテンツにも情報を取りれて作成します。
たとえば、リード文であれば次のような書き方があります。
「YouTubeで動画配信始めたいけど、何からは始めたら良いのか分からない…」
こんなお悩みありませんか?
この記事では、YouTube初心者に向けて、チャンネル開設から収益化までの方法を紹介しています。
私は今回紹介する方法で毎月10万円を稼いでいます。また、自分の祖母(60歳)にこの方法を紹介して実践してもらったところ、半年で月8万円以上の収益化に成功しました!
祖母はこの収益化したお金で毎月温泉旅行に行っています。
この記事を読めば、誰でもYouTube運用で収益化を目指すことができますよ!
「誰にどんな未来を届けるコンテンツなのか」を明確に記載し、ユーザーに「本文まで読んでみたい!」と思ってもらえるようなリード文を書いてみましょう。
具体的なSEOライティングやタイトル作成については、以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:SEO対策には検索意図も必ず取り入れよう!
本記事の内容を下記にまとめました。
今回のまとめ
・検索意図とは、「ユーザーが検索する目的」のこと
・検索意図はSEO対策に効果的
・検索意図をコンテンツに取り入れるが大事
上記ポイントが抑えられていたらOKです。
SEOで上位表示をされるためには、ユーザーの検索意図に沿った情報提供できるコンテンツであることが前提になります。
検索意図を活かしたコンテンツ作りを行い、上位表示をねらいましょう!
お疲れさまでした!