「もっと自分の記事やサイトの検索順位を上げる方法を知りたい!」と情報収集をしていると、ふと現れた「画像SEO」のキーワード。
SEO対策にはライティング以外にも、画像を効果的に使って検索上位をねらう方法があります。これが画像SEOです。
実はサイト内に挿入する画像の使い方一つで検索順位が大きく変わってしまうぐらい、画像の使い方は本当に大事なんです。
つまり、本気で検索上位を目指すためには画像SEO対策が不可欠!
そこで本記事では、初心者でも画像SEOをすぐに実践できるように、基礎知識、効果的な画像にするコツを6つ、注意点を3つを分かりやすく解説しています。
記事を読んだあとは、自分のブログやWEBサイトへのアクセスアップや上位表示を目指して画像SEOに挑戦してみてください!
それではどうぞ!
・画像SEOの基礎知識を教えて欲しい!
・画像SEO初心者でもできる効果的なコツを知りたい!
・画像SEOの注意点を知りたい!
画像SEOの基礎知識
画像を上位表示させて、アクセスアップをねらう!
自分のサイト内で使用した画像を上位表示させることで、より多くのユーザーにブログやWEBサイトのことを知ってもらうことを目的とした対策が「画像SEO」です。
ユーザーがキーワード検索した際、表示された画像を見て「こサイトだったら、自分が欲しい情報をちゃんと提供してくれそう!(ポチッ)」と自分のサイトへ来てもらう、この一連の流れを作ることが画像SEO対策にあたります。
この流れを作ることで、サイトへのアクセスアップを狙っていきます。
画像SEOの対策を行うときに意識することは、2つだけ!
①検索エンジンに画像を正しく認識してもらうこと
②ユーザーの目を引く画像を準備すること
それぞれ解説します。
画像SEOで意識すべきポイントは2つ
1.検索エンジンに画像を正しく認識してもらう
検索エンジンは、ファイル名やaltテキスト(画像が表示されない時に変わりに表示されるテキスト)などの要素分析して画像の内容を認識します。
まずは、それぞれの要素のポイントをおさえた画像を準備しましょう。
そうすると、検索エンジンは「この画像はこのキーワードと紐づいているんだな」と認識してくれ、画像検索の結果に表示してくれます。
それぞれの要素のポイントは、本記事後半で解説していきます。
2.ユーザーの目を引く画像を準備すること
分かりやすい図解や目を引くアイキャッチが画像検索に表示されることで、アクセスアップにつなげることができます。
自分が知りたいことを図解で分かりやすく紹介している画像を見つけたら、「このサイトなら、自分にも分かるように教えてくれるかも!」と期待しますよね。
みなさんも、インスタグラムの投稿やYouTubeのサムネイル動画を検索した際、画像やサムネイルで「これ見てみようかな(ポチッ)」すると思いますが、これと同じです。
ぱっと見で、サイトの雰囲気や記事の内容を伝えられる画像や「このサイト良さそう!」とユーザの目を引く画像を準備しましょう。
具体的な画像SEO対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
【初心者向け】画像SEO対策の効果的なコツ6選
次に、画像SEOの効果的なコツを6つ解説します。
内容は以下の通りです。
1.オリジナルの画像の使用する
2.ファイル名で画像の内容を簡潔に示す
3.altテキスト(代替テキスト)を設定する
4.記事内容と画像に関連性を持たせる
5.記事理解に必要な画像を適切に増やす
6.適切な画像サイズやファイル形式に整える
これから解説する6つのポイントをおさえた画像を使うことで、「画像SEO]や「SEO」においていい良い効果が期待できるようになります。
それでは、それぞれ解説していきます。
オリジナル(自作)の画像を使用する
まず第一に、「自分がオリジナルで作った画像」を使うこと重要です。
他人の作った画像の無断転載は絶対やってはいけません。
また、フリー画像をそのまま使用するのも、画像SEOで上位表示されることは難しいです。
ユーザーに記事の内容をより正確に伝え興味を持ってもらえるような、分かりやすい図解や画像を用意しましょう。
ビジュアルで内容が伝わりやすくなって読者満足度が高まれば、より自分のブログへのアクセス数をアップさせることにつながります。
以下の画像は、私がオリジナルで作成して、当サイトで実際に使用しているアイキャッチ画像や記事内容の解説画像です。
■アイキャッチ画像
■記事内容の解説画像
ファイル名は、画像内容を具体的に伝える名前にする
ファイル名を画像や記事の内容がすぐ分かるような名前にし、検索エンジンが画像の内容を正しく認識できるようにすることで、検索上位をねらいます。
検索エンジンは画像の周辺情報から、画像の内容を分析します。
「IMG_000.jpg」といった初期設定のようなファイル名だと、検索エンジンはどんな内容についての画像または記事なのかが分からず、認識しづらくなってしまいます。
ファイル名は画像内容が分かるものを設定しましょう。
私の場合は、ブログ記事のタイトルやアイキャッチ画像の内容に合わせてファイル名を設定しています。
先ほど紹介したアイキャッチ画像を例に挙げてみます。
altテキスト(代替テキスト)を設定する
検索エンジンに画像を正しく認識してもらうために、altテキストの設定しましょう。
altテキストは像の代替テキストのこと。
不具合で画像が表示されないときに、画像情報としてalt内に記述した内容がサイトに表示されます。
画像情報の追加は、記事内の画像を何らかの理由で表示できないユーザーにも有効。altテキストが、画像で伝えたいことの補完をしてくれます。
たとえば、以下のような感じで代替テキストを入力しておくと良いです。
記事内容と画像に関連性を持たせる
記事内容と画像に関連性を持たせることでも、検索エンジンに画像の情報を正確に伝えられます。
検索エンジンは、画像周辺の関連テキストやキャプションからも画像の情報を読み取ります。
つまり、記事内容と関連性の高い画像を使用することで、より正確に検索エンジンに画像の情報を伝えられるということです。
もし記事内容とまったく違う画像が使用されていた場合、記事を読もうとしたユーザーもクリックした途端に混乱し、離脱につながってしまうでしょう。
たとえば、ブログのアイキャッチ画像は、きちんとブログの記事のテーマを伝えられるようなメッセージが入っていることが大切です。
私は、下のアイキャッチ画像のようにブログ記事やタイトルに合わせてテキストを入れています。
記事理解を手伝う画像を適切に選ぶ
ユ―ザーの記事理解を手伝う画像を挿入することで、読者満足度があがります。
文字だけで複雑な内容を説明しようとすると、どうしても限界があります。
見出しごとに内容にあった図解や画像を挿入し、読者の理解促進を図ることはとっても有効です。
画像が多くなってしまうと、記事の読み込みスピードに影響がでるため、画像の圧縮を行いましょう。
適切な画像サイズやファイル形式に整える
適切な画像サイズやファイル形式に整えましょう。
読者の記事離脱を防ぐために、画像の読み込みスピードも意識することが大切です。
Googleが行った調査によると以下のように、ページの読み込みに時間が長くなと、読者の直帰率が高まると言われています。
・1秒から3秒に延びる → 直帰率が32%増加
・1秒から5秒に延びる → 直帰率が90%増加
・1秒から6秒に延びる → 直帰率が106%増加
直帰率とは、ユーザーがサイト内の1記事だけにアクセスしたあと、他の記事を閲覧することなく離脱した割合のことをいいます。
ほんの数秒の差だとしても、ページの読み込み時間がかかると検索順位を大きくさげてしまう可能性があります。
画像の読み込みスピードにも気を配りましょう。
もし、画像が多くて記事の読み込みスピードが遅い場合は、画像圧縮などを行いましょう。
画像SEOでの注意点3つ
ここからは、画像SEOを行っていく上での注意点を解説します。
どの項目も「画像検索の結果で上位表示されない」だけでなく、記事自体の順位やブログ運営自体に大きな影響を及ぼすものです。
まだ、本格的に画像SEOに取り組むつもりのない人も、ぜひ確認しておいてください。
1.他人が作成しいた画像を無断で使用しない。
2.画質が悪い画像は使用しない
3.モバイルフレンドリーを意識する
【注意点】他人が作成した画像を無断で使用しない
他人が作成した画像を無断で使用すると、著作権違反となるため注意が必要です。
ペナルティとしてSEO順位が下がったり、ブログの停止や賠償金などが発生したり、大きな問題に発展する場合があります。
より検索順位を上げるためにも、自分が撮影した写真やオリジナルで作成した画像を利用しましょう。
他で使用されている画像を利用する場合は、
①権利者から許可を得る
②どこで使用されていたを記載し、ルールを守って「引用」を行う
ことに注意しましょう
【注意点】画質が悪い画像は使用しない
2点目は、画質が悪い画像は使用しないということです。
これまでお伝えしてきたように、画像は、ユーザーが記事の内容を理解しやすくする役割やよりサイトや記事を魅力的にすることができます。
しかし、不鮮明な画像を使用することで、ユーザーに「この記事ちゃんとしてなさそう…」「分かりづらい…」とマイナスな印象を与えてしまいかねません。
その結果、ユーザーの記事離脱や検索順位を落としてしまうこともあります。
画像を効果的に使用するためには、画質の悪い画像の使用は避け、見やすい画像を配置しましょう。
【注意点】モバイルフレンドリーを意識する
モバイルフレンドリーを意識し、スマートフォンで見たときに画像が効果的に挿入できているか確認しましょう。
ユーザーは、スマートフォンで情報を得ている方がほとんどです。
スマートフォンで表示したときに「読みづらい」「画像が分かりづらい」なストレスを感じるとユーザーが離脱し、検索順位の下落につながってしまいます。
記事を書くときや編集するときは、PCで作業する人がほとんだと思います。
自分の記事を書き終わったら、スマートフォンでもしっかり画像を効果的に使用できているか確認しながら作業をお進めてください。
まとめ
今回は、Googleの画像検索の上位表示されるよう画像の改善を行う「画像SEO」について解説しました。
以下、今回の内容のおさらいです。
■画像SEOの6つのポイント
①オリジナルの画像を使用する。
②ファイル名で画像の内容を簡潔に示す
③altテキスト(代替テキスト)に設定する
④記事内容と画像に関連性を持たせる
⑤記事理解に必要な画像を適切に増やす
⑥適切な画像サイズやファイル形式に整える
■画像SEOの注意点
①他人が作成した画像を無断で使用しない。
②画質が悪い画像は使用しない
③モバイルフレンドリーを意識する
今回紹介したポイントは、どれも初心者から取り組める内容です。
サムネイルの雰囲気からサイトを選んでアクセスする人も増えてきているので、画像検索で上位表示をねらうことで、より記事やサイトへのアクセスアップをねらうことができます。
ぜひ、画像SEO対策に挑戦してみてください。
お疲れさまでした!